政府は7日、東京都に新型コロナウイルス緊急事態宣言を再び発令する方針を固めた。感染の再拡大を受けた対応。都内の7日の新規感染者は920人に達し、18日連続で前週の同じ曜日を上回った。これを受け、東京五輪・パラリンピックの都内の会場を無観客とする案が浮上した。
政府は沖縄県の緊急事態宣言も延長する方向で調整に入った。東京都と共に、期限は8月22日まで。
菅義偉首相は五輪観客は国際オリンピック委員会(IOC)を交えた5者協議で決めると強調した。
東京都に宣言を発令すれば6月20日に解除して以来で、昨年4月から4度目となる。政府は飲食店に条件付きで認めている午後7時までの酒類提供に関し、制限を強化する方策も検討している。
(共同通信)
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