沖縄県内大型ショッピングセンターでゲームコーナーなどを運営するアミューズメント沖縄(宜野湾市)がこのほど、北谷町美浜の商業施設「ドラゴンパレス」をメイクマン(浦添市)から取得したことが分かった。取得費用は非公開としている。
現在、施設内はゲームセンターや飲食店などが入居しており、アミューズメント沖縄の担当者は「今後の利活用はまだ決まっていないが、まず改装してきれいにしていきたい」と述べた。
ドラゴンパレスは観光スポット「アメリカンビレッジ」にある3階建ての商業施設で、2000年に完成した。開業当初、県内初の立体映像(3D)施設を整備したほか、全長25メートルの巨大ドラゴン・オブジェも取り入れて注目を集めた。
アミューズメント沖縄による取得は6月21日付。施設の延べ床面積は約4300平方メートル。
ドラゴンパレスが面する町道美浜1号線は、7月1日公表の県内路線価で、1平方メートル当たりの価格が対前年変動率2・3%増となる22万円だった。
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