台風6号の影響でコロナ集団接種、12市町村で延期・中止 


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 台風6号の接近に伴い、県内12市町村が21日に予定していた新型コロナウイルスのワクチン集団接種を延期・中止することを20日、決めた。各医療機関で実施している個別接種の実施は、各医療機関などが判断するとみられる。

 21日の集団接種を延期・中止するのは那覇市と沖縄市、うるま市、宜野湾市、豊見城市、名護市、南風原町、八重瀬町、北谷町、与那原町、読谷村、宜野座村。代わりの日程を調整するなどしている。

 各市町村の詳細は各ホームページなどで確認できる。コールセンターなどへ問い合わせも可能。読谷村の公式LINE(ライン)で接種1回目の予約をした人は予約を取り直す必要があるという。

 また豊見城市は22日の集団接種も延期することを決めた。宜野湾市と南風原町は22日の集団接種について、台風の進路状況を見て21日に判断する。金武町は、21日に町内の医療機関2施設で実施予定だった個別接種を27日に延期した。

 台風6号の影響で、県は21日から運用開始を予定していた新型コロナウイルスワクチンの「那覇クルーズターミナル接種センター」(那覇市若狭)について、21日の運用を休止する。

 県は20日、那覇市と宜野湾市の既設2会場で実施している「広域接種センター」の運用についても台風の影響で休止した。予約していた県民の接種は23日に振り替える。2会場の21日の運用については、台風の状況を踏まえて判断する。

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