社会

【台風6号】住民避難し不安な夜 橋の封鎖、食料備え…先島で暴風警戒続く

伊良部大橋を封鎖する県宮古土木事務所の職員=21日午前9時28分、宮古島市

 台風6号の暴風域に入った沖縄県宮古、八重山地方では21日、夜間になるにつれて風雨が強まった。気象庁は宮古島市と石垣市、竹富町に相次いで避難指示を出し、住民は避難所や自宅で不安な一夜を過ごした。海、空の便は全て欠航した。21日以降も台風の影響が長引くことが予想されており、市内のスーパーには飲料水や食料品を求める市民が次々と訪れた。

 先島地方では気象庁が避難指示を出す前から、それぞれの自治体が避難所を設置した。新型コロナウイルス感染防止のため三密を避けるように簡易パーティションで区切るなど工夫して対策を取った。21日午後9時現在で、宮古島市で7世帯9人、石垣市で12世帯、13人が避難した。

 宮古島地方気象台は21日午前6時13分、宮古島市に暴風警報を発表した。市平良の自宅から市役所庁舎の避難所に避難した津嘉山町子さん(74)は「家が古いので不安で避難してきた」と話した。「自宅の対策はできることはしてきたが、ガラスが割れないか心配だ。何事もなく過ぎてほしい」と願った。

 県宮古土木事務所と市は午前9時に市内4島を結ぶ伊良部大橋、池間大橋、来間大橋を通行止めにした。

 石垣市は午後6時6分に暴風警報が発表された。石垣市内のスーパーでは台風接近により野菜や即席麺など一部の食料品が品薄な状態となった。40代の女性会社員は「今回は長引きそうなので、日持ちする乾麺を買った。家に帰ったら電化製品の充電をして備えたい」と不安そうだった。

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