東京五輪第3日の25日、重量挙げ男子61キロ級で糸数陽一(豊見城高―日大出、警視庁)はジャーク3回目で162キロに失敗し、スナッチとジャークを合わせたトータルで292キロとなった。糸数はスナッチで3位につけていたが、カザフスタンのイーゴリ・ソンに巻き返され、上位2人も順当にジャーク1回目を成功させ、4位が確定した。
スナッチは3本目で133キロ、ジャークは2本目の159キロだった。
糸数はリオデジャネイロ大会に続き、2大会連続出場。リオでは62キロ級でジャーク169キロ、トータル302キロのいずれも日本新で4位入賞を果たした。
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