新型コロナウイルスの新規感染が急拡大していることを受け、沖縄県の玉城デニー知事は26日、県庁で記者会見を開き「(感染者の増加)スピードも増しており、さらに急拡大が懸念される状況にある」と危機感を示し、県民に対してさらなる感染症対策の徹底を呼び掛けた。
県によると、急激な感染者数の増加要因として、活動が活発な20~40代が飲食を介して感染し、家庭や職場で広げていることが考えられると分析した。沖縄本島中部地区で、デルタ株の流行が広がっているほか、感染者の業種別では飲食店従事者に次いで、建設業が多かった。玉城知事は「(建設業界と)意見交換をした上で、実態把握、認識共有を図っていきたい」と述べた。
【琉球新報電子版】
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