那覇市の小中学校 1週間で78人感染 夏休み、家庭内感染で急増 


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 那覇市教育委員会は24日、市教委に17~23日に報告のあった市立小中学校関係の新型コロナウイルス感染者は78人だったと発表した。10~16日は31人、3~9日は35人で、2倍以上に増えた。感染経路は不明または家庭内感染で、校内での感染は確認されていないという。

 市教委は週1回、市立小中学校関係の感染者数を発表している。17~23日に感染が報告された78人の内訳は小学生31人(10校)、中学生44人(10校)、教職員3人(3校)。クラスター(感染者集団)は確認されていないという。感染者が急増した原因について、市教委の担当者は「夏休みに入って家庭内感染が増えている」と話した。

 県内の感染者急増を受け、那覇市は22日までの予定だった夏休みを29日まで延長している。30日以降の対応について「感染状況を見ながら明日、あさってには決めたい」とした。

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