沖縄、新たに336人コロナ感染 医療逼迫続く(9月10日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は9日、新たに10歳未満から90代以上の336人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日と比べ229人減少した。前週を下回るのは15日連続。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は全国1位のままだが、36日ぶりに200人を下回り、199・31人となった。一方、療養者数や病床占有率、重症病床占有率などの警戒レベル判断指標は第4段階を維持し、医療の逼迫(ひっぱく)は続いている。

 療養者数は警戒レベル第4段階の基準となる329人超を大きく上回り、5544人。確保病床は811床のうち638床が埋まり、占有率は78・7%。重症者用病床は37床のうち28床が埋まり、占有率は75・7%だった。新規感染者は年代別で20代が最多の75人だった。次いで10代54人、30代51人、40代49人、10歳未満39人、50代32人、60代15人、70代11人、80代8人、90歳以上2人の順。10代以下の割合が増えている。

 米軍関係は新たに22人の感染が報告された。内訳は嘉手納基地9人、普天間基地8人、キャンプ・ハンセン2人、フォスター1人、その他2人。基地従業員1人の感染も報告された。

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