沖縄で新たに55人感染、3人死亡 感染者数2日連続で2桁


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は21日、新たに新型コロナウイルス患者3人の死亡と、10歳未満から90代までの55人の感染を確認した。累計の死亡者数は293人、感染者数は4万8835人。1日の感染者数は2日連続で2桁となった。60人を下回るのは7月19日(35人)以来、約2カ月ぶり。

 亡くなったのはうるま市の70代男性2人と、八重山保健所管内の90代女性。男性2人は別の疾患で入院中に、女性は施設で療養中に感染し、死亡した。

 新規感染者55人の年代別は40代12人、30代11人、20代9人、50代8人などで、70代以上は4人。推定感染経路が判明しているのは55人のうち30人で、内訳は家庭24人、職場2人、施設と友人・知人が各1人、その他2人だった。

 米軍関係は新たに19人の感染が報告された。累計は2652人。

 県が日々公表している県内のワクチン接種率は、21日から医療従事者に関する集計方法が一部変更され、同日時点で1回目接種を終えたのは県民の59・1%、2回目は45・9となっている。


 

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