沖縄コロナ新たに13人感染 クラスターも4例確認(10月25日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は24日、新型コロナウイルス患者4人の死亡と、10歳未満から70代まで計13人の感染を新たに確認した。累計の死亡者数は372人、感染者数は5万162人。感染者数は前週日曜(7人)から6人増加し、18日以来6日ぶりに前週と同じ曜日を上回った。中部保健所管内の病院を含むクラスター(感染者集団)も新たに4例確認した。

 亡くなったのはうるま市の40代男性と80代男性、中部保健所管内の80代女性、南部保健所管内の90代女性。県によると、コロナに感染して死亡した40代は県内6人目。

 新規感染者の年代別は10歳未満と20代、60代が各3人などで、70代以上は1人だった。推定される感染経路が判明しているのは6人で、家族5人、施設1人となっている。

 一方、中部保健所管内の病院で8月7~30日までに入院患者41人と職員7人の計48人の感染があったとして、県がクラスターと認定した。疾患の特性上、マスク着用などの対策を講じるのが難しかったことなどが感染の広がりの要因とみられるという。このほか、家族内のクラスター3例も確認され、県内のクラスター累計は354例となった。米軍関係は日曜のため県への報告がなかった。

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