嘉手納基地に岩国から戦闘機16機飛来…外来機の飛来常態化


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米軍岩国基地から飛来し駐機場に並ぶ戦闘攻撃機FA18Eスーパーホーネット=5日、米軍嘉手納基地

 【中部】米軍嘉手納基地に5日、米軍岩国基地(山口県)から戦闘攻撃機FA18Eスーパーホーネット14機とFA18Cホーネット2機の計16機が飛来した。嘉手納基地には横田基地配備の垂直離着陸輸送機CV22オスプレイや、米海軍用のCMV22オスプレイも滞在しており、外来機の飛来が常態化している。

 目撃者によると、午前中に飛来したFA18E6機は、嘉手納基地所属のF15戦闘機と異機種戦闘訓練を行った。

 今回の飛来は、長距離飛行や他基地滑走路使用などを目的としたクロスカントリー訓練とみられる。

 嘉手納町議会基地対策特別委員会の當山均委員長は「これだけの数の外来機が飛来すれば訓練激化につながるのではないか。深夜早朝の離陸がないか注視したい」と話した。


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