那覇空港で14日午後4時59分ごろ、航空自衛隊那覇基地所属のF15戦闘機1機の機体右側のタイヤがパンクし、陸側の第1滑走路が52分間閉鎖された。午後5時51分までの閉鎖で出発6便が最大11分遅れた。
空自那覇基地の発表によると、パンクの原因は確認中で、乗員1人にけがはない。同戦闘機は訓練飛行を終え、海側の第2滑走路に着陸。駐機場に戻る途中、第1滑走路を走行中にタイヤがパンクし滑走路上で停止した。滑走路上でタイヤを交換して、車両を使って滑走路外に出た。同基地は原因究明のための同型機の点検や、操縦士への教育などに取り組む予定。同基地は滑走路閉鎖について「大変申し訳ない。飛行・安全について万全を期していく」と本紙取材に答えた。
同基地所属のF15戦闘機は昨年10月20日にもエンジン系統の不具合で那覇空港第1滑走路を約25分間閉鎖し、出発便3便に最大39分の遅れが出た。
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