沖縄県内のコロナ新たに4人 ハロウィーンや会食で感染例(11月10日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県は9日、10歳未満から30代の4人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の火曜日より7人減った。ただ、飲食店の営業時短要請が解除されてから1週間がたつ中、飲食店関係やハロウィーン、運動会後の食事会で大人数集まった場での感染事例が報告されているという。

 新規感染者の年代別内訳は30代2人、20代と10歳未満各1人。市町村別ではうるま市、浦添市、豊見城市、南城市で各1人だった。

 浦添市の80代女性1人が2日に亡くなった。

 10月14日以来となる重症者を1人確認した。クラスター(感染者集団)は新たに3件を認定した。いずれも家族内感染という。

 米軍関係では、キャンプ・ハンセンで1人の感染が報告された。

 一方で県の糸数公医療技監は、政府の新型コロナウイルス感染症対策分科会が8日に新指標をまとめたことを踏まえ、県が運用している独自の警戒指標についても見直しを進める考えを示した。


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