糸満市議選、過去最低の投票率57.26% 前回より0.44ポイント減


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 【糸満】14日投票された沖縄県の糸満市議選は午後8時に投票が締め切られた。市選挙管理委員会によると、投票率は57・26%だった。2017年の前回市議選(57・70%)を0・44ポイント下回り、過去最低を更新した。

 投票者総数は2万7375人(男性1万3550人、女性1万3825人)。そのうち期日前投票は1万547人(男性4949人、女性5598人)、不在者投票が138人(男性74人、女性64人)。

 今回は定数21に現職17人、新人14人の計31人が立候補した。今回の市議選は市政刷新を訴えて2020年7月に始動した當銘真栄市政への評価や、現在与党の市議会構成の行方が焦点となっている。

 投票が締め切られた14日、午後9時から市西崎総合体育館で開票が始まっている。大勢判明は15日午前0時ごろの見通し。

 市選管によると、当日有権者数は4万7810人(男性2万4020人、女性2万3790人)。

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 琉球新報は、糸満市議選の開票状況をニュースサイトhttps://ryukyushimpo.jp/で随時掲載する。

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