沖縄コロナ1人感染 「ワクチン・検査で行動緩和」きょう実証開始(11月15日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は14日、30代の女性1人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。推定感染経路は調査中。先週の日曜日と比べて3人減少した。直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者は1・48人に下がり、全国8位となった。

 県内の感染者が低水準にあることについて、県感染症対策課の嘉数広樹課長は「全国が低い状況にあり、同様に沖縄も低いと考えている」との見方を示した。ワクチン接種済証か検査の陰性証明があれば行動制限を緩和する「ワクチン・検査パッケージ」の技術実証が、15日から県内で始まる。嘉数課長は「結果によっては感染対策や経済対策にも影響してくる」と話した。

 米軍関係は日曜のため県への報告がなかった。


 

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