沖縄コロナ新たに3人 県、小康状態でも再増加を懸念(11月17日朝)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真

 沖縄県は16日、10代から60代の3人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。15日のゼロからは増えたものの、前週火曜日からは1人減った。療養者数は50人となり、県の警戒レベル判断指標で第2段階となる54人以下となった。昨年7月25日以来、およそ1年3カ月半ぶりに全7指標で第2段階以下となり、県内の感染状況は落ち着きを見せている。

 新規感染者数は11月6日以降、1桁を維持している。県の糸数公医療技監は、沖縄で感染者増のきっかけとなることが多い県外の感染状況も落ち着いていることから「小康状態がしばらく続くと思う」とした上で、大人数による飲食で感染が出れば「増加に転じる懸念はある」と注意を呼び掛けた。

 新規感染者3人は全て豊見城市在住で、いずれも家族内感染だった。

 人口10万人当たりの新規感染者(直近1週間)は1・14人となった。全国順位は前日から2位下がって10位となった。

 


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