沖縄県は23日、70代の女性と80代の男性の計2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。自治体別では沖縄市で2人。いずれも家庭内感染だった。先週の火曜日は3人で、1人減となった。火曜日としては3週連続で1桁となり、県内の感染は落ち着いた状況が続いている。
県内の療養者数は23日時点で12人。中等症で入院中が1人。重症者はゼロ。病床占有率は0・6%。入院・療養等調整中が2人、宿泊施設療養中は那覇市で1人。自宅療養中は8人。
県の警戒レベルを判断する7指標のうち「感染経路不明な症例の割合」が57・1%で、第3段階の「感染流行期」。それ以外の6指標は、第1段階の「発生早期」となっている。
直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・54人で全国16位。北海道が全国ワーストで2・97人、岡山が2・90人、大阪が1・41人、群馬1・23人と続く。全国平均は0・75人。米軍関係ではキャンプ・ハンセンが3人、シュワブで1人の計4人が新たに報告された。
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