沖縄コロナ新たに2人 感染確認1桁が続く(11月24日朝)


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は23日、70代の女性と80代の男性の計2人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。自治体別では沖縄市で2人。いずれも家庭内感染だった。先週の火曜日は3人で、1人減となった。火曜日としては3週連続で1桁となり、県内の感染は落ち着いた状況が続いている。

 県内の療養者数は23日時点で12人。中等症で入院中が1人。重症者はゼロ。病床占有率は0・6%。入院・療養等調整中が2人、宿泊施設療養中は那覇市で1人。自宅療養中は8人。

 県の警戒レベルを判断する7指標のうち「感染経路不明な症例の割合」が57・1%で、第3段階の「感染流行期」。それ以外の6指標は、第1段階の「発生早期」となっている。

 直近1週間の人口10万人当たりの新規感染者数は0・54人で全国16位。北海道が全国ワーストで2・97人、岡山が2・90人、大阪が1・41人、群馬1・23人と続く。全国平均は0・75人。米軍関係ではキャンプ・ハンセンが3人、シュワブで1人の計4人が新たに報告された。

【関連ニュース】

▼沖縄で集団免疫の可能性「無症状、感染者の16倍」 友知沖国大教授ら分析

▼沖縄のコロナ感染者が減少した要因は? 感染もっと多かった?

▼成田で陽性、そのまま那覇へ…米軍関係者、隔離されず

▼沖縄最大クラスター「感染者9割がワクチン2回接種」は不正確<#ファクトチェック>

▼「ブレークスルー」あってもワクチンは有効だ 医師が訴える理由