みずみずしい演技に注目!沖縄出身の當真あみ、TBS系ドラマに初出演


この記事を書いた人 Avatar photo 慶田城 七瀬

 リクルートの14年ぶりの企業CMに抜てきされ、昨年7月に女優デビューを果たした。2020年10月に県内でスカウトされてから、わずか約10カ月。県出身の當真あみ(15)は、CMでの圧倒的な透明感とみずみずしい演技で注目を集める。1月スタートの俳優堤真一主演のTBS系ドラマ「妻、小学生になる。」への初出演が決まるなど今後、活躍の場が広がりそうだ。(文・問山栄恵、写真・喜瀨守昭)

 

 芸能界に入るなんて、考えてもいなかったという。通っている県内の中学校ではテニスに打ち込み、将来の夢は理学療法士になることだった。突然のスカウトに悩みに悩んだが「次にこのようなチャンスがあるのか分からない。それならやってみよう」と、新たな一歩を踏み出した。昨年1月、同じ県出身の玉城ティナが所属する事務所に入った。

 

 初仕事となったCM撮影では、緊張しながらカメラに向かった。未来に向かい、夢中になれるものに一歩踏み出す役を演じ、ナレーションも担当した。撮影現場では初めて目にするものばかりで、わくわくした。自分ではない他人を演じる楽しさも覚えた。「監督の指示をそのまま演じるのは難しかった。もっと演技の勉強をしたい」と目を輝かせる。

 憧れの女優に長澤まさみを挙げる。「監督の要望に柔軟に応え、この子なら任せられると思ってもらえる女優になりたい」。幅広い役柄を演じ、男女問わず愛される女優を目指している。

 


とうまあみ 2006年11月2日、沖縄県生まれの中学3年生。20年10月に県内でスカウトされ、21年7月に、リクルートのCMで女優デビュー。身長160センチ、血液型はO型。特技は3歳半から始めたバイオリンと幼稚園から始めたピアノで、県内のジュニアオーケストラにも所属していた。趣味は音楽鑑賞とアニメを見ること。好きな漫画は「東京喰種」。 

 


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