沖縄コロナ51人、入院100人超える 米軍は70人(1月2日午後)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は2日、県内の新型コロナウイルスの新規感染者が51人(前日52人)だったと発表した。2日連続で50人を超えた。新規感染者の累計は5万765人。また、在沖米軍関係者の感染が新たに70人確認された。前日は235人、一昨日の12月31日は98人で、年末年始の3日間の合計は403人。非常に高い水準で推移している。米軍関係者の累計は3683人となった。

▼【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 県内の感染者は、直近1週間の人口 10 万人当たり新規感染者が15.35(前日13.80)と右肩上がりで増えており全国1位。全国平均1.92の約8倍となっている。2位は群馬県の6.08、3位は京都府で4.98。

 自宅療養中は38人(前日32人)。入院調整中35人(前日44人)。入院中は103人(前日97人、前々日83人)と100人を超えた。そのうち中等症は47人(前日46人)で、8日連続20人を超えた。重症者は0人だった。

 保健所管内別では、那覇市7人▽北部4人▽中部25人▽南部7人▽宮古6名▽八重山1人▽県外1人と、沖縄本島中部が突出して高い。宮古島管内は前日の3人から倍増した。

 


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