【速報】沖縄知事「コロナ第6波に突入」 政府に「まん延防止」要請へ 彩発見も停止 


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記者会見する玉城デニー知事

 沖縄県の玉城デニー知事は4日、新型コロナウイルス感染症の拡大を受け、県の警戒レベルを2に引き上げたと発表し、人との接触機会を減らすよう呼び掛けた。感染状況について「もはや第6波に突入した」と述べた。旅行費用の一部を助成して域内観光需要を喚起する「おきなわ彩発見キャンペーン」について、7日から新規の予約・販売を停止すると説明した。6日に改めて対策本部会議を開き、まん延防止等重点措置への移行を政府に要請する見通し。

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 県民には混雑している場所や感染リスクが高い場所への外出を控え、飲食する場合、4人以下で密を避けて2時間以内とすることや、できるだけ同居家族やいつも一緒にいる人に限るよう呼び掛けた。来県者にも5人以上で会食しないよう求めている。

 一方、店舗側にも、原則同一グループ同一テーブル4人以内に制限することなど感染拡大を防ぐ策を要請する。商業施設や集客施設に対しても、入場者が密集しないよう、人数の管理や制限を求めた。

 玉城知事は「感染拡大に歯止めが掛からなければ、まん延防止等重点措置の要請を含めたさらなる警戒レベルの引き上げや、人の移動や経済活動の制限などの強い措置も想定しなければならない」と強調した。

 5日に医療の専門家や経済分野の関係団体を招集し、感染拡大を防ぐ措置を強化するため、意見を聞く考えを示した。


 

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