沖縄県は3日午後、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開き、全県に発令されている「まん延防止等重点措置」の対象区域に関し、宮古島市と多良間村は感染状況が落ち着いてきたとして、7日から先行して解除することを決めた。玉城デニー知事が発表した。
重点措置の解除に伴い、宮古島市と多良間村では飲食店に対する営業時短要請は解除される。一方で、同一テーブルでは原則4人以内といった要請は継続する。
宮古圏域の直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は187.05人となり、県が解除の目安とした200人を下回った。病床使用率や新規陽性者も目安を下回ったことから、県は解除を決めた。
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