沖縄県は23日、新型コロナウイルスの新規陽性者が737人(前日674人)だったと発表した。前週水曜日の660人より77人多かった。新規感染者数が700人を超えたのは、17日の702人以来6日ぶりで、2日の784人に次いで今月2番目の多さとなった。感染者の累計は9万6676人。
クラスター9例も新たに確認された。
米軍関係者の新規陽性者は9人(前日11人)と報告があった。累計は1万543人。
県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は284.49人で全国18位に上がった。全国平均は432.88。
1位は大阪府で841.40、2位は東京の708.09、3位が奈良で578.18。
病床使用率は41.7%(前日42.5%)。重症者用の病床使用率は22.6%(同24.5%)。
入院調整中の患者は704人(前日746人)、宿泊施設療養中は523人(同514人)、自宅療養中は3882人(同3687人)、入院中は268人(同273人)で、そのうち重症は0人(同0人)だった。療養中の患者の合計は5397人(同5236人)と5000人を上回る状況が続いている。
1月9日から沖縄県内に適用されていた新型コロナウイルスのまん延防止等重点措置は20日で終了した。21日以降は飲食店に出されていた時短営業の要請などが解除されている。県は3月末までを「感染再拡大抑制期間」に設定し、会食は「4人以下」などの感染対策の継続を呼び掛けている。
(数字はいずれも速報値)
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