沖縄県内コロナ新規感染586人 3日連続で前週比増(2月28日朝)


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 県は27日、新たに10歳未満から90代の586人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。前週の同じ曜日から59人増加し、3日連続で前週と比べて増えた。警戒レベル判断指標の一つ重症者用病床使用率は19・8%まで下がり、1月3日以来の10%台で「感染流行期」を脱した。

 【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 警戒レベル判断指標は病床使用率も低下した。直近1週間の人口10万人当たり新規感染者数は、感染者数の増加傾向に伴い上昇しており「非常事態」のレベルを維持している。

 新規感染者数は年代別で10歳未満が124人で最多、次いで10代103人、30代76人、40代72人、20代67人と続いた。

 推定感染経路は確定例との接触者が329人で、家族内174人、施設内59人、友人・知人52人、職場33人、飲食6人、その他5人。残り257人は調査中となっている。

 在沖米軍関係の新規感染者は、嘉手納基地36人、ハンセン8人、シュワブ3人、普天間基地2人、ほか5施設と不明が各1人で計55人となった。県は26日の米軍関係者の新規感染者数について23人と発表していたが、20人に訂正した。米側から訂正の報告があったという。  (仲村良太)


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