田吹 遥子 
【東京】防衛省統合幕僚監部（統幕）は1日、中国のY9哨戒機1機が2月28日に東シナ海方面から飛来し、沖縄本島と宮古島の間を通過したことを確認したと発表した。太平洋に抜けた後に旋回して再び沖縄本島と宮古島との間を通過して東シナ海に至ったという。航空自衛隊の南西航空方面隊の戦闘機を緊急発進させるなど継続的に監視した。
27日には中国のフリゲート艦1隻が沖縄本島と宮古島の間を進み、太平洋に抜けたことが確認された。統幕によると、哨戒機、艦艇とも「領空、領海には入っていない」という。
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