【国頭】沖縄県国頭村与那の沖合で1日午前11時20分ごろ、米空軍のMC130J特殊作戦機とみられる大型機の低空飛行が確認された。高度は数十メートル程度とみられる。機体は南側から飛来し、辺戸岬方面へ北上した。本島西海岸の海岸線や国道58号に沿うように沖合を飛行していったという。
国頭村や同村議会は昨年2月、沖縄防衛局などに住宅地上空などでの飛行訓練をしないよう求めていた。1日、低空飛行を目撃した国頭郡在住の50代女性は「米軍の駐在の是非は別にして、低空飛行はかなり危険だ。これが民間機だったとしても何かあったら被害が市民に及ぶので低空飛行はやめてほしい」と述べた。
(松堂秀樹)
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