沖縄コロナ679人感染 直近1週間の合計は前週比約22%減(3月13日朝)


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は12日、10歳未満から90代の679人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。7日連続で前週の同じ曜日を下回った。6~12日の1週間合計は4493人となり、前週(2月27日~3月5日)の5748人と比べ約22%減少した。

【ひと目で分かる】沖縄のコロナ感染状況

 年代別では10代が153人で最多。次いで10歳未満が116人、40代112人、30代92人、20代91人、50代55人と続いた。10代と10歳未満で全体の約40%を占めている。

 新規感染者のうち、確定患者との接触が確認されているのは280人。推定感染経路は家庭内191人、友人・知人39人、職場内24人、飲食8人、施設内6人、その他12人だった。残り399人は調査中。

 県衛生環境研究所が2月11日~3月7日の感染者48人分の検体をゲノム解析したところ、44検体がオミクロン株だった。4検体は検体量不足などにより判定不能で、感染力が強いとされる同株の派生型「BA・2」は見つからなかった。  米軍関係の感染者は23人と報告があった。(稲福政俊)


【関連記事】

▼玉城知事、八重山に「コロナ警報」発出 感染増加の傾向受け 沖縄全県で新たに783人

▼沖縄コロナ「第7波の懸念」と厚労省会議・脇田座長

▼派生オミクロン「BA・2」基地由来の可能性 沖縄の1人は米軍関係者

▼沖縄県職員、コロナ陽性なのに居酒屋3回…携帯忘れて発覚

▼職員も入所者も感染…「陽陽介護」認知症ホームで起きたこと

▼ランチでドライブで披露宴で…沖縄のコロナ感染7例