民間の深海作業船「ピカソ」那覇軍港に再入港 墜落したF35C戦闘機収容


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深海作業支援船「ピカソ」

 那覇市の那覇港湾施設(那覇軍港)に民間の深海作業支援船「ピカソ」が接岸しているのが13日、確認された。米第7艦隊が2日に、南シナ海で墜落した米海軍のF35Cステルス戦闘機を海底から回収した際、同船は作業に参加していた。

 米第7艦隊の発表によると、F35Cは1月24日に南シナ海で通常の飛行任務中に墜落し、水深約3800メートルの海底に沈んでいた。海軍の部隊などが回収し、「ピカソ」に収容した。米海軍は回収した機体について「近隣の軍事施設に収容する」としているが、搬入先は明らかにしていない。

 同船は今年2月にも那覇軍港へ寄港し、回収作業の関連資材を積み込んでいた。
 (塚崎昇平)

 


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