国道58号の沖縄県浦添市勢理客(じっちゃく)から城間までの区間2・9キロが27日午前、片側4車線の計8車線となった。「8車線化」は県内初。
午前8時半過ぎ、松本哲治浦添市長の合図で南部国道事務所職員らが規制を解除し、8車線での通行が始まった。沖縄訪問中の菅義偉前首相も駆け付けた。
沖縄総合事務局によると、那覇新都心と沖縄コンベンションセンター(宜野湾市)の間の移動時間は33・7分になり、従来の片側3車線(37・5分)から4分程度の短縮が見込まれるという。
中央分離帯や歩道橋の整備が残っており、今後も工事が続けられる。
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