【ちむどんどん第7話】アベベに県民も熱狂 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
アベベ連覇を報じる1964年10月21日の琉球新報

 NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」19日放送の第7話では、ヒロイン比嘉暢子(稲垣来泉)の兄賢秀(浅川大治)が運動会の前日に、「アベベ」と名付けてかわいがる豚と戯れる場面があります。  

「アベベ」の由来は、ローマ五輪と東京五輪のマラソンで史上初の2大会連続金メダルを獲得した陸上選手「アベベ・ビキラ」(エチオピア)から来ています。  アベベはローマ五輪に、裸足で出場して金メダルに輝き世界に衝撃を与えました。

 東京五輪の際は琉球新報でも、共同通信の記事などを通じて、アベベの五輪代表決定や来日、独走からの金メダル獲得、さらには9月に急性盲腸炎の手術のため入院したことや東京五輪後に紛失してた指輪が無事見つかった記事など事細かに動向を報じています。当時の熱狂ぶりがうかがえます。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?