NHK連続テレビ小説「ちむどんどん」26日放送の第12話では、就職で悩むヒロイン比嘉暢子(黒島結菜)が友人と話しながら、こげ茶色のお菓子にかじりつく場面があります。お菓子は「タンナファクルー」という焼き菓子です。
一口ほおばると、黒糖の優しい甘みが口の中に広がります。
タンナファクルーは1890年ごろに首里市(現在の那覇市)の御菓子屋さんで生まれた、黒糖と小麦粉、卵などで作るシンプルなお菓子です。
タンナファクルーの名前の由来は、商品を考案した「玉那覇(タンナファ)」さん、「色の黒い(イルグルー)」から来ています。
玉那覇さんの子孫は今も那覇市で、タンナファクルーを作り続けています。
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