沖縄コロナ2560人、過去2番目の多さ(5月18日午後)


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は18日、新型コロナウイルスの新規陽性者2560人(前日2173人)を確認したと発表した。前週の水曜日の2702人に比べて142人減ったが、過去2番目の多さとなった。累計は19万4303人。クラスターも新たに3例確認され、2例が追加された。

▼ひと目で分かる沖縄の新型コロナ最新情報

 米軍関係者の陽性者は124人(前日25人)で、累計は1万5460人。

 病床使用率は55.3%(同55.3%)と50%を超える状況が続いている。重症者用の病床使用率は25.0%(同25.0%)。県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たり新規陽性者数は1011.57人で54日連続で全国ワースト。2位は北海道356.89、3位は宮崎県332.49。全国平均は205.15。

 入院調整中は2322人(前日2369人)、宿泊施設療養中は659人(同688人)、自宅療養中は1万4666人(同1万3884人)、入院中は350人(同350人)で、重症は4人(前日3人)。療養中の患者の合計は1万8040人(同1万7324人)。

(いずれも速報値)

【関連記事】

沖縄のコロナ感染、福祉施設で増加 48施設で306人 疫学解析委

沖縄コロナ専門家会議「これまでで一番きつい」 医療体制維持へ議論

沖縄本島と宮古に「感染拡大警報」 5月13~26日の2週間 

コロナ拡大警報の沖縄、経済界は行動規制に慎重 日常活動と両立訴え

PCR検査体制の逼迫回避へ 沖縄県、陽性者登録センターやオンライン診療を再開