![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202205/f35111acdf163a734db2c48de3f46b24.png)
ちむどんどん第30話では、幼少時の暢子(稲垣来泉)が父賢三(大森南朋)が出稼ぎに行くのを泣いて止める場面がありました。暢子は食べられなかったゴーヤーを「食べるから、お父ちゃんは行かないで」とすがりつきます。食卓のゴーヤーチャンプルーからゴーヤーを箸でつまみ口に運んだ暢子は、涙ながらに「苦い、けどおいしい」とつぶやきました。
ゴーヤーは沖縄の気候・風土に適し、昔から食べられてきた、苦みが魅力の「島野菜」です。ビタミンCをレモンの約1.5倍含み、加熱しても壊れにくいのが特徴です。苦みが苦手という方は、ゴーヤーを塩でもみ、出てきた水分を洗い流すと苦みが薄れます。また、炒めるときにマヨネーズを使う方法もありますよ。
ちなみにチャンプルーは料理用語としては、豆腐の入った炒め物のことです。豆腐を入れないで炒めた物はタシヤーと言います。ゴーヤー“チャンプルー”には豆腐、できることなら島豆腐を入れたいものです。
![](https://ryukyushimpo.jp/tachyon/legacy/002/202205/860c522923b2fe215b8542bcadcec879.jpg)