【ちむどんどん第34話】愛する人への贈り物 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
むんじゅる笠をかぶり、花染ティサージを肩に掛けて踊られる琉球舞踊「むんじゅる」。愛する人からむんじゅる笠を送られた娘の無垢な恋心が表現されている。

 ちむどんどん第34話では、喜納家との縁談を受け入れる決意をした良子(川口春奈)に、喜納金吾が(渡辺大知)が婚約指輪を手に迫る場面がありました。かつての沖縄にはいくつか愛する人への定番の贈り物がありました。

 女性から男性への贈り物といえば「手巾(ティサージ)=手ぬぐい」があります。愛する男性への思いを織り込んだ手巾は「想いの手巾(ウムイヌティサージ)」と呼ばれました。

 男性から女性への贈り物には「むんじゅる笠」が挙げられます。むんじゅる笠は、麦わらでつくった日笠です。男性用は笠の角度が急で、女性用は円みがあります。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?