水没車両のレッカー移動も…豪雨の沖縄、道路冠水で救助依頼相次ぐ JAFに半日で34件


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冠水した道路で止まった自動車を救出する消防関係者ら=31日午後1時54分ごろ、西原町小那覇(喜瀨守昭撮影)

 本島南部を中心に5月31日、激しい雨が降った影響で、少なくとも8市町で計47件の道路冠水が発生した。乗り入れて立ち往生する車もあり、日本自動車連盟(JAF)沖縄支部への救助依頼が相次いだ。31日正午から午前0時までの救助依頼は34件あった。2021年6月の依頼は1カ月間で約30件。1日に30件を超える依頼があるのはめったにないという。

 31日は車内に閉じ込められた人を周囲の人が救出する場面もあった。6月1日も水没車両のレッカー依頼が4件あった。


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