【ちむどんどん第42話】「ちゅらかーぎー」の意味は? 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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朝ドラ「ちゅらさん」で主演を務めた国仲涼子さん

 ちむどんどん第42話では、暢子(黒島結菜)が立て直しに奮闘するおでん屋で、兄・賢秀(竜星涼)と和彦(宮沢氷魚)が再会しました。懐かしい顔に興奮する賢秀でしたが、和彦と一緒にいた大野(飯豊まりえ)を見つけるとすぐに視線を移し、「ちゅらかーぎーだなー」とラブコールを送ります。ちゅらかーぎーとはどういう意味でしょうか。

 うちなーぐちで「ちゅら」は美しい、「かーぎ」は容貌を意味し、「ちゅらかーぎー」は「美人」という意味です。「ちゅら」には「美しい、盛大な、立派な」などの意味があり、ちゅらじん(美しい着物)、ちゅらいなぐ(美女)、ちゅらすがい(美しい装い)などの表現があります。

 2001年に放送された、国仲涼子さん主演のNHK朝の連続テレビ小説「ちゅらさん」で、「ちゅら」という言葉は広く親しまれるようになりました。沖縄県では、ドラマ「ちゅらさん」のタイトルにかけて名付けた「ちゅらさん運動」を推進しています。ちゅらさん運動は、犯罪のない街づくりのため、子どもたちの健全育成や地域の連帯を図るもので、2003年から始まり、現在も続いています。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

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