【ちむどんどん第45話】だしの決め手は「てびち」 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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てびち

 ちむどんどん第45話では、基本に立ち返った暢子(黒島結菜)が足てびち(豚足)のだしを生かしたおでんを作って、房子(原田美枝子)に任されたおでん屋の立て直しに成功します。足てびちはおでんのタネとしても大人気で、店の名物商品となりました。「てびち」とは豚の脚のどのあたりを差すのでしょうか?

 「てびち」は豚の脚の肉全体を差す言葉です。沖縄の言葉では、豚肉の部位ごとに細かな呼び方があり、脚の下部は「ちまぐー」、脚の上部は「ふぃさがー」と言います。てびち作りには、前足よりもふっくらとして柔らかい後足が好まれます。

 てびちは豚足を下ゆでして臭みを取り、ゆで汁とかつおだしでしっかり煮込みます。だし用に昆布やシイタケを入れて、塩としょうゆで味を付ければ完成です。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

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