沖縄ライバル2紙の「天敵」広告が刻字作品に 那覇市民ギャラリーで展示、12日まで


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
「広告を見て感動した」と話す作者の赤田綾子さん=9日、那覇市のパレットくもじ

 琉球新報社と沖縄タイムス社の連合広告「ハブとマングースの対話」を題材にした「刻字」の作品が、那覇市民ギャラリー(パレットくもじ6階)で展示されている=写真。7日から開催中の「刻字作品展『自書自刻』」の作品。12日まで。入場無料。  

 展示しているのは、ハブとマングースに見立てた漢字を相対させた作品。同展を主催している「沖縄刻字 萬座の会」の代表で、同作品を創作した赤田綾子さんは「広告を見て感動した」とわずか5日で仕上げたという。「刻字」は紙に書いた書を木や石に移し、ノミなどで掘って表現する3次元の書道。

 (金盛文香)

【関連記事】

▼どんな広告?企画の背景は?

▼ハブのいる島、いない島の差って? 沖縄県民とハブの深い関係とは?

▼ハブ捕り名人がカジマヤー

▼タイワンハブが増殖、捕獲数が10年で4倍に 

▼長靴の中やショベルカーの座席近くにも出没…急増するタイワンハブ