【宜野湾】宜野湾市の宜野湾港マリーナから約1キロ沖合にある「謝名瀬(じゃなびし)」で18日午後10時半ごろ、テーブルサンゴが産卵している様子が確認された。那覇市でダイビングショップ「ドルフィンループ」を経営する東恩納亮さん(49)が撮影に成功した。この約2時間前にはソフトコーラルの産卵も見られた。
東恩納さんによると、翌19日夜にも同じ海域でサンゴの産卵をわずかに確認できたという。
東恩納さんはサンゴの産卵が多いとされるこの時期の大潮前後を狙って潜ってきた。大潮に続く中潮だった18日夜に産卵に遭遇できたという。「今年の梅雨は雨が多かったので雨水の影響がないか心配だったが、無事産卵を確認できて良かった」と喜んだ。
(島袋良太)
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