首相が「慰霊の日」追悼式に出席へ 3年ぶり 官房副長官が発表


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
岸田文雄首相

 【東京】木原誠二官房副長官は22日午前、「慰霊の日」の23日に糸満市の平和祈念公園で開かれる沖縄県主催の沖縄全戦没者追悼式に、岸田文雄首相が出席することを正式に発表した。首相の追悼式への出席は2019年以来、3年ぶりとなる。

 木原氏は22日の記者会見で「戦没者のみ霊に心をしっかり向けるとともに、世界の恒久平和を願うことが首相の思いではないかと思う」と語った。新型コロナウイルス感染拡大の影響で、過去2回の首相あいさつはビデオメッセージになっていた。

 

【関連記事】

▼岸田政権は沖縄「慰霊の日」を考慮したか 参院選の公示日

▼なぜ6月23日?沖縄「慰霊の日」実は紆余曲折の歴史が…

▼【動画】3分で知る沖縄戦 なぜ県民4分の1が犠牲になったのか

 

▼岸田首相「失った領土を回復」は誤情報 「沖縄復帰」で戻ったのは施政権

▼「慰霊の日」に新護衛艦進水式 岸防衛相「大安が慣例」 規定なし過去に「友引」開催も