沖縄コロナ1268人、病床使用40% 前週比増でも県「勢い弱い」(6月27日朝まとめ)


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新型コロナウイルスの電子顕微鏡写真(米国立アレルギー感染症研究所提供)

 沖縄県は26日、10歳未満から90歳以上の1268人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。県全体のコロナ専用の病床使用率は40・4%で、圏域別では本島が48%、宮古が1・5%、八重山が9・1%となっている。重症者用の病床使用率は18・3%となっている。

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 新規感染者数のうち感染経路が分かっているのは722人で、内訳は家庭内が504人、友人・知人が123人、職場内が61人、施設内が18人、飲食が7人、その他が9人、調査中が546人となっている。

 年代別にみると、10代が253人、10歳未満が215人、40代が206人、30代が188人などとなっている。

 城間敦感染症総務課長は「(感染者数が)前週比を上回る日もあるが、増加の勢いは今のところは弱い。明確な増加傾向にあるとは言えない」と話した。

(中村優希)


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