【ちむどんどん第56話】食べ方いろいろ「スヌイ」 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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水揚げされたばかりのスヌイ(オキナワモズク)

 ちむどんどん第56話は、1978年に時代が移ります。暢子(黒島結菜)が東京に行き、6年が過ぎようとしていました。冒頭のシーン、あまゆで和彦(宮沢氷魚)と智(前田公輝)、愛(飯豊まりえ)と酒席を共にする暢子。食卓には、オキナワモズクの天ぷらをはじめ、おいしそうな揚げ物が並んでいました。沖縄の言葉でスヌイという、オキナワモズクは健康にいい食材としてもよく知られていますね。

 本土で一般的に食べられるモズクはもモズク科ですが、スヌイはナガマツモ科に属する海藻で太さが2ミリほどと、モズクよりしっかりした見た目をしています。スヌイは1970年代に養殖技術が確立して以来、ほとんどが県内養殖で全国の収穫量の99%を占めています。コレステロールや血圧を低下させるとされるフコイダンや食物繊維が豊富です。酢の物として食べることが多いですが、てんぷらの他にも、汁物やようかんなどさまざまに工夫して食べられています。


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