国内クルーズ船が平良港に入港 沖縄県内、2年4カ月ぶりに再開


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
平良港に入港する日本クルーズ客船の「ぱしふぃっくびいなす」=29日午前7時18分、宮古島市平良

 【宮古島】日本クルーズ客船の「ぱしふぃっくびいなす」が29日午前7時半、宮古島市の平良港に入港した。沖縄県内のクルーズ船寄港は新型コロナウイルスの影響で中止が続いており、2年4カ月ぶりの再開となる。宮古島市が2020年に同港にクルーズ船専用バースを整備して以来、初めて大型客船が入った。

 乗客はバスやタクシーを利用して市内観光を楽しみ、午後6時に平良港を出港する予定。

 ぱしふぃっくびいなすは全長約183㍍、総トン数約2万6千500㌧、客室数230室。今回は乗船者数178人で、神戸港(兵庫県)発着のコースで26日~7月3日の日程。県内では平良港(29日)と本部町の本部港(30日)に寄港する。

横断幕で乗客を出迎える宮古島市観光協会職員やミス宮古島=29日午前7時50分、宮古島市平良の平良港

【関連記事】

▼宮古島発着のクルーズ、23年再開へ 欧州最大のコスタクルーズが計画

▼「東洋のカリブに」スイス拠点のクルーズ社が那覇発着のクルーズ旅行を検討

▼「GoToイート」再開へ 沖縄県が行動制限解除 飲食業界は歓迎

▼検疫、人員…課題山積 那覇空港の国際線再開へ関係者奔走

▼沖縄でオミクロン株の派生型「BA・2・12・1」を初確認