読谷に沖縄初の民営図書館、25年に開館 カフェも開設 補助飛行場跡に


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 【読谷】読谷村内の5社を中心に、TSUTAYA(ツタヤ)を運営するカルチュア・コンビニエンス・クラブ(CCC)とともに設立した黄金環(くがにかん)株式会社と読谷村は4日、県内初となる民営の村立図書館を含む「(仮称)読谷村総合情報センター及び周辺環境整備事業」について村役場で会見した。村座喜味の読谷補助飛行場返還跡地で2023年7月に着工し、25年10月に開館の見通しだ。

 センターの目玉となる新図書館は延べ床面積2千平方メートル超。最大収容書籍数は24万冊。座席は300席。開館は午前10時~午後10時。休館日は慰霊の日のみ。センターには村史編集室なども入り、民間収益施設としてカフェなども設置する。

 村は6月24日に開かれた読谷村議会定例会の最終日に、黄金環を事業者とする契約締結の議案を提案し、賛成多数で可決された。建築・設計費の他、20年間の維持管理費などで約37億円を計上した。
 (名嘉一心)

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