【ちむどんどん第70話】鶴見と沖縄角力 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
沖縄角力で力と技を競い合う「おきつる角力大会」=2018年7月、横浜市鶴見区の入船小校庭

 ちむどんどん第70話では、鶴見で開催された沖縄角力大会が一段落し、暢子(黒島結菜)、智(前田公輝)、和彦(宮沢氷魚)、愛(飯豊まりえ)の恋の四重奏もフィナーレを迎えました。

 暢子は智のプロポーズを断り、愛は和彦と別れる決心を伝え、愛と別れた夜に和彦は「本当は暢子とずっと一緒にいたい。だから。。」と暢子に告白をします。

 しかし、そこに優子(仲間由紀恵)の再婚話を伝える電話がやんばるから入ります。暢子は、和彦の告白にタイムをかけてやんばるに里帰りすることを決めたのでした。来週から始まるひさびさの「やんばる編」、楽しみですね。
 
 さて、今週の「ちむどんどん」は「鶴見の沖縄角力大会」が物語を盛り上げました。
 「横浜・鶴見沖縄県人会史」によると、沖縄角力は鶴見で大正時代にはとられていたようで、昭和20年代ごろまでには、旧盆の時期(旧暦7月15日前後)に沖縄角力大会が定期的に開催されるようになったようです。

 物語の時代の1978年にも、横浜市鶴見の入船小学校校庭で第34回大会が開催されています。2003年の鶴見沖縄角力大会の資料によると、同大会には「3本勝負」「試合時間は正味5分間」「4回戦以後は延長3分」などのルールがありました。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?