【中部】米空軍のCV22オスプレイの全機飛行停止を受け、同機がたびたび飛来する嘉手納町の當山宏町長は18日、「危険性が払拭(ふっしょく)されるまで、CVを含むオスプレイの飛来は断固として容認できない」と述べ、米軍嘉手納基地へのオスプレイ飛来に反対する姿勢を改めて示した。
一方、米海兵隊のMV22が所属する普天間基地を抱える宜野湾市は、飛行停止となった要因の確認や海兵隊の対応など情報収集に追われた。
琉球新報の取材に當山町長は、オスプレイ配備に反対した2013年の「建白書」に当時の全41市町村長や議会議長らが署名したことを上げ、「当初から安全面に懸念がある機種だった。今回の飛行停止は改めてオスプレイの危険性を認識する事案だ」と述べた。
(名嘉一心)
米空軍オスプレイが飛行停止 不具合続発、事故の恐れ 普天間MV22は飛行 沖縄知事「安全確認を」