沖縄コロナ、全国ワースト脱する 147日ぶり 新規陽性者は前週より816人増の3941人(8月20日午後)


この記事を書いた人 Avatar photo 仲井間 郁江
オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は20日、新型コロナウイルスの新規陽性者3941人(前日3756人)を確認したと発表した。前週土曜日の3125人と比べ816人増加した。陽性者の累計は44万3843人。病床使用率は82.5%(前日81.3%)。重症者用の病床使用率は32.3%(前日30.6%)。

▼ひと目で分かる沖縄の新型コロナ最新情報

 米軍からの感染者数の報告はなかった。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は1771.24人で、全国2位。147日続いた全国ワーストを脱した。10万人当たりで最も多かったのは宮崎県で1785.90人、3位は佐賀県1723.25人、全国平均は1117.02人。

 入院調整中は3380人(前日3089人)、宿泊施設療養中は653人(同658人)、自宅療養中は2万8108人(同2万8452人)。入院中は656人(同646人)、うち重症は20人(同19人)。療養中の患者の合計は3万3237人(同3万3265人)。

(いずれも速報値)

 

【関連記事】

▼県内最大額の2200万円超を不正受給 雇用調整助成金 沖縄市のカラオケ店

▼接触から10日目までは発症可能性 旧盆後の拡大懸念 沖縄県疫学が注意呼びかけ

▼病床使用率25日ぶり90%切るも、医療従事者欠勤1000人超 県「ひっ迫に変わりない」(8月20日朝まとめ)

▼「病床使用率」って、どう計算? 

▼抗原検査キット、時間外も直営店で販売 県薬剤師会