沖縄コロナ1700人、約1カ月ぶりの1000人台 4人死亡(8月22日午後)


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オミクロン株の電子顕微鏡写真(国立感染症研究所)

 沖縄県は22日、新型コロナウイルスの新規陽性者1700人(前日3244人)を確認したと発表した。前週月曜日の2082人と比べ382人減少した。新規陽性者が2000人を切るのは7月18日以来、約1カ月ぶり。陽性者の累計は44万8787人。また、4人の死亡が報告されたほか、クラスターが新規2例、追加2例が確認された。

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 病床使用率は75.3%(前日79.7%)、重症者用の病床使用率は33.9%(同33.9%)。

 米軍関係者は8人が報告された。累計は2万382人。

 亡くなったのは、うるま市の90歳以上の女性と男性、80代の男性と、沖縄市の80代男性。亡くなった人の累計は571人。

 県内の前日時点での直近1週間の人口10万人当たりの新規陽性者数は1796.89人で、全国4位。最も多かったのは宮崎県で1847.70人、2位は鹿児島県1825.33人。全国平均は1209.77人。

 入院調整中は2264人(前日2833人)、宿泊施設療養中は696人(同714人)、自宅療養中は2万7558人(同2万8483人)。入院中599人(同634人)、うち重症は21人(同21人)。療養中の患者の合計は3万1532人(同3万3034人)。

(いずれも速報値)

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