【ちむどんどん第100話】パパイアは野菜 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


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たわわに実ったパパイア

 ちむどんどん第100話では、暢子(黒島結菜)の熱意と、房子(原田美枝子)と二ツ橋(高嶋政伸)のサポートもあり、矢作(井之脇海)が、暢子の店で料理人として再出発することになります。暢子に頼まれて、店の厨房でパパイアを切る矢作。包丁を握りしめて、目頭を熱くするのでした。矢作が切っていたパパイアはどんな食材でしょうか。

 パパイアは、熟すとだいだい色になるパパイア科パパイア属の果物ですが、沖縄では青いパパイアを野菜として利用します。千切りにし、豆腐やツナ缶、ニンジンと炒めものにしたり、ぬかみそ漬けにしたりして食べています。タンパク質を分解するパパインという酵素を含んでいるため、肉に加えて煮ると肉をやわらかくしてくれます。ただし、パパイン酵素は、長時間触れると手をかぶれてしまうので注意が必要です。暢子が言っていたように、皮を向いたり、切ったりするとき、肌が弱い方は軍手やゴム手袋をするのがおすすめです。千切りにされたパパイアも販売されています。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?

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