ちむどんどん第100話では、暢子(黒島結菜)の熱意と、房子(原田美枝子)と二ツ橋(高嶋政伸)のサポートもあり、矢作(井之脇海)が、暢子の店で料理人として再出発することになります。暢子に頼まれて、店の厨房でパパイアを切る矢作。包丁を握りしめて、目頭を熱くするのでした。矢作が切っていたパパイアはどんな食材でしょうか。
パパイアは、熟すとだいだい色になるパパイア科パパイア属の果物ですが、沖縄では青いパパイアを野菜として利用します。千切りにし、豆腐やツナ缶、ニンジンと炒めものにしたり、ぬかみそ漬けにしたりして食べています。タンパク質を分解するパパインという酵素を含んでいるため、肉に加えて煮ると肉をやわらかくしてくれます。ただし、パパイン酵素は、長時間触れると手をかぶれてしまうので注意が必要です。暢子が言っていたように、皮を向いたり、切ったりするとき、肌が弱い方は軍手やゴム手袋をするのがおすすめです。千切りにされたパパイアも販売されています。