【ちむどんどん第104話】祝いの席に「イナムドゥチ」 朝ドラ「ちむどんどん」キーワード集【ネタバレ注意】


この記事を書いた人 Avatar photo 瀬底 正志郎
イナムドゥチ

 ちむどんどん第103話では、ついに暢子(黒島結菜)の沖縄料理店「ちむどんどん」がオープンします。オープン前日、和彦(宮沢氷魚)は暢子に、祝いの席などに振る舞われる「イナムドゥチ」を作ってあげます。無事迎えたオープン初日、顔見知りの人たちが次々と来客し、店は活気に包まれるのでした。和彦が作った「イナムドゥチ」はどんな料理なのでしょうか。

 イナムドゥチは、短冊切りにした豚の三枚肉、コンニャク、カマボコ、それから千切りにしたシイタケなどが入った、みそ汁の一種です。甘くこくがある、白みそを用います。琉球王朝時代、中国からの使者をもてなす料理としても出されました。名前の由来は、猪の肉から豚肉を使うようになり、「猪もどき」がなまって「イナムドゥチ」と名付けられたといわれています。

 ちなみに、同様の具材で塩としょうゆで味をつけた「シカムドゥチ(鹿もどき)」という汁物もあります。


>>【まとめ】ちむどんどんキーワード集

▼ちむどんどんってどんな意味?

▼復帰前の沖縄、映画館と遊園地はなかった?

▼意味深な民俗学者の一言「19年の空襲で…」って?

▼「とうしんどーい!」って何? 沖縄県民には結婚式や旧盆でおなじみの曲

▼「まーさん」と言えば…ピンクと黄色のあのマーク?

☆琉球新報デジタルにご登録すると「ちむどんどん」の記事がすべて読み放題!!