沖縄県は7日、県内で10歳未満から90歳以上の1691人が新たに新型コロナウイルスに感染したと発表した。入院患者は384人で県全体の病床使用率は51・8%となった。
新規感染者は前週と同じ曜日と比較し、18日連続で減少している。県の宮里義久感染対策統括監は「新規感染者の減少に伴い、今後は入院患者の減少も見込まれる」とコメントした。
圏域別の病床使用率は本島59・3%、宮古15・2%、八重山15・0%で、本島が60%以下となったのは7月10日以来となる。減少が続けば、緊急フェーズ1となっている本島の医療体制を通常の医療フェーズに下げることも検討するという。
政府が保健医療体制の重点化を目的に、26日から全国一律で感染者の発生届を高齢者など4類型に限定化すると発表したことについて、宮里統括監は9日に開かれる自治体向け説明会の内容を確認し、県対策本部で対応を議論すると説明した。
(嘉陽拓也)
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